チャットレディとは画面越しに男性ユーザ様と会話をするお仕事です。
24時間365日いつでも働けたり、在宅でもできることから主婦や子育て中のママから人気が高まっています。
年齢の制限があるのではないかと思われる方がいますが、20代だけでなく30代から60代まで幅広い年齢のチャットレディが活躍しています。
特にチャットピアは人妻・熟女専門のライブチャットサイトなので、男性からの需要は30代以降の女性に多いです。
そこで今回は、旦那さんの扶養に入っている主婦の方向けに、扶養内でいくらまで働けるのかわかりやすくお伝えします。
「旦那にバレずにお小遣いを稼ぎたい!」
「子育てが落ち着いたから徐々に仕事をしていきたい!」
という方はぜひ最後までご覧ください。
扶養とは?


旦那さんの扶養に入るってどういうこと?

扶養に入ると様々なメリットがあります。
まず扶養には以下2種類があります。
税法上の扶養・・・扶養に入ると、所得税や住民税を支払う必要がなくなる
社会保険上の扶養・・・扶養に入ると、保険料や年金を免除される
税法上の扶養とは、所得税や住民税を支払う必要がなくなる制度です。
また、旦那さんの扶養に入っている場合、配偶者控除が適用され、旦那様の支払う税金を一定額控除(軽減)できます。
ただし、扶養に入っている自分自身の年収が一定の金額以内である条件があります。
一方、社会保険上の扶養とは、旦那さんの社会保険に保険料の支払い無しで加入することができる制度です。
こちらも自分自身の年収の条件があります。
扶養に入るメリット

扶養に入るメリットとしては大きく以下の2つが挙げられます。
・旦那さん(納税者)の税金負担が軽減される
・社会保険料や年金を支払わなくてよい
また、旦那さんの勤務先によっては扶養手当がもらえることもあります。
2つのメリットについて詳しく見ていきましょう。
旦那さん(納税者)の税金負担が軽減される
チャットレディ本人(被扶養者)が旦那さん(納税者)の税法上の扶養に入っているときに、納税者側に適用できる配偶者控除というものがあります。
配偶者控除は、旦那さんの合計所得が1000万円以下かつチャットレディ本人が以下の要件に当てはまると適用することができます。
(1)民法の規定による配偶者であること(内縁関係の人は該当しません。)。
(2)納税者と生計を一にしていること。
(3)年間の合計所得金額が48万円以下(令和元年分以前は38万円以下)であること。(給与のみの場合は給与収入が103万円以下)
(4)青色申告者の事業専従者としてその年を通じて一度も給与の支払を受けていないことまたは白色申告者の事業専従者でないこと。
No.1191 配偶者控除|国税庁
控除額としては最大38万円の控除が受けられるため、家計全体の負担を軽減することが可能です。
最新の情報は国税庁のNo.1191 配偶者控除ページをご覧ください。
ちなみに、配偶者以外のお子さんやお孫さんなどの扶養家族がいる場合は、扶養控除が適用されます。
扶養控除の場合は年齢制限などの適用条件が異なります。
詳しくは国税庁のNo.1180 扶養控除ページをご覧ください。
扶養から外れてしまった場合、上記のような控除が適用されず、旦那さんの負担する税金が
増えてしまいます。
それにより、チャットレディのお仕事が旦那さんにバレてしまうことに繋がります。
社会保険料や年金を支払わなくてよい
チャットレディ本人が旦那さんの扶養に入っている場合、旦那さんが加入している社会保険(健康保険・厚生年金含む)を利用することができます。
保険料や年金を支払う必要はありません。
配偶者に限り、基礎年金はしっかり受け取ることができます。
条件としてはチャットレディ本人の年収が130万円未満かつ旦那さんの収入の2分の1未満であることが必要です。
扶養から外れる2つの壁とは?

2種類の扶養についてご紹介してきましたが、どちらの扶養に入る場合も収入に関する適用条件があります。
これを年収の壁と呼ばれています。
年収の壁はどのような条件なのでしょうか?
チャットレディの働き方によっても異なるので詳しくみていきましょう!
税法上の扶養から外れる収入の条件
税法上の扶養は、被扶養者であるチャットレディ本人の年間所得が48万円以下であることが条件です。

年間所得ってなに?

年間所得とは、1年間の収入から必要な経費を差し引いた金額のことです。
チャットレディは会社から雇われない個人事業主となるため、経費を計上することができます。
例えば、年間でチャットレディとして得た収入が100万円とします。
経費が60万円だったとすると、年間所得は100万円ー60万円=40万円という計算となります。
この場合、48万円以下なので扶養に入ることができます。

なぜ48万円なの?

基礎控除が48万円に設定されているからです!
基礎控除とは、所得があるすべてのひとに適用される控除です。
「この金額までは生活に必要だから、税金はかけない」と国が決めているラインとなります。
そのため、基礎控除の48万円を超えると所得税を支払う義務が発生し、確定申告が必要になることを覚えておきましょう。
パソコンやWebカメラなどの機材、衣装やメイク用品、家賃、通信費など
※ただし、プライベートと兼用している項目の費用については、お仕事分の経費を算出して計上します。
もし、会社員やアルバイトと掛け持ちをしている場合は、その分も合わせて48万円を超えていないか考える必要があります。
会社員やアルバイトで得た収入は給与所得と呼ばれ、給与所得控除55万円が適用されます。
そのため、会社員やアルバイトで得た収入から55万円を差し引いた金額で考えます。
給与所得は源泉徴収という形であらかじめ会社側で経費が引かれているため、経費を差し引く必要はありません。

一般的には103万の壁と呼ばれるものですが、これは給与所得のみの方向けです。
給与所得控除55万円と基礎控除48万円を合わせて103万円を超えると扶養から外れてしまうということになります。
チャットレディなどの個人事業主の報酬は、事業所得や雑所得の扱いとなる点に注意しましょう。
社会保険上の扶養から外れる収入の条件
社会保険上の扶養は、被扶養者であるチャットレディ本人の年収が130万円未満かつ旦那さんの収入の2分の1未満であることが条件です。
一般的には130万の壁と呼ばれています。
先ほどの税法上の扶養の条件では、チャットレディの収入から経費を引いた所得を基準としていましたが、社会保険上の扶養の条件は経費の定義が狭まるといわれています。
あくまで旦那さんが入っている健康保険にもよるため、事前に当てはまるかどうか確認しておきましょう。
また、本業が会社員やアルバイトの場合は106万の壁も存在します。
以下のように勤務先の企業規模や勤務時間による条件を満たすと、勤務先の健康保険・厚生年金保険への加入義務が発生します。
- 従業員数が51人以上の企業に勤務
- 月額賃金が8.8万円以上(年収106万円以上)
- 週の所定労働時間が20時間以上
- 2ヶ月以上の雇用期間が見込まれること
- 学生ではない
まとめ

主婦チャットレディの方が配偶者の扶養に入ることで、家計全体の負担を減らせるメリットがあります。
扶養に入るためには、所得について条件がありますが、チャットレディで得る収入は事業所得に区分されるため、会社員やアルバイトの給与所得とは考え方が異なる点に気をつけましょう。
扶養から外れることで、税金を支払ったり、旦那さんにもチャットレディのお仕事がバレてしまいます。そのため、毎月の収入をしっかり管理することが重要です。
税金の制度は今後も変わることがあるので、最新の情報を取り入れるように努めましょう。
※この記事は2025年9月時点での情報を基にしています。